イタリア・ウクライナ、世界中のTOPアーティストが参加しています
ジョセフ・ラルフ・フレイア:パンデミックのアメリカではアジア人女性への暴力が目立ちました。その点からフレイアの「アジア人女性 礼賛」の目線は価値あるものです ウクライナ系のオラ・ロンディアックの家族は、国の歴史に大きく左右されて生きてきました。第二次世界大戦中、西ヨー ロッパに逃げ遅れた祖母パラスケヴィア・ミチュニアックはロシアのモルドヴィア刑務所で最期を遂げました。囚われの身となっ た彼女は見張りの目を盗んで、魚の骨を針に刺繍を残しています。アメリカ生まれでキーウで25年間を過ごしたロンディアック の作品には、その祖母があしらった母子像などが頻繁に現れます。戦争は地獄、そしてアートは救いです。