「いまの自分は本当の自分じゃない」と思ってしまうあなたへ。

 「いまの自分は本当の自分じゃない」と思ってしまうあなたへ。

 毎日を生きていくことは、辛いことや苦しいこともありますよね。
「なんで、こんな職場で働いているんだ」
「なんで、こんな男(女)と結婚しているんだ」
「なんで、こんな成績しかとれないんだ」
「なんで、こんなに収入が少ないんだ」
「なんで、こんなに恋人が出来ないんだ」
「なんで、こんなに太っているんだ」
「なんで、こんな顔しているんだ」
「なんで、こんな性格をしているんだ」
 思わす、心で溜息をついてしますこともあるのではないでしょうか? そして思ってしまうんですよね、

「いまの自分は本当の自分じゃない」

 って……。
 自分自身が愛せなくなるって悲しいですよね。良いことであるはずがありません。しかし、目の前のどうにもならない現実に、つい目を背けたくなる気持ち、わかります。誰だってそんなに強くはありませんから。
 そんな時、ちょっと心が軽くなる方法を教えましょうか? 簡単です。だって、

 いまのあなたの価値を決めるのは未来なんですから。

 ちょっとわかりづらいですか? だったら、同じ意味ですが、こう言い換えたら分かり易くなるでしょうか?

 過去のあなたの価値を決めるのは現在です。

 説明しましょう。
 ここに突然の難病にかかってしまった青年がいるとします。毎日の治療は辛く、学校も休学となり長期入院、無菌室の中に閉じこめられ同級生も見舞いに来られない、いつ終わるとしれない日々に気分は落ち込み、生きる気力も沸いてこない……。最悪ですね。運命を呪いたくなる毎日ですね。
 そして3年後。青年はなんとか完治し退院はしたものの、青春時代を病気に費やした心の代償は大きく、復学も就職もままならず引きこもりに。悶々とした日々を過ごす……。

 彼にとっては、過去の病気は「辛い最悪の体験」でした。

 しかし、同じ3年後でも、こんな現在を迎えていたらどうでしょう? 
 病気で苦しんだ体験から、彼は医者の道を目指します。自分の命を救ってもらった医学への感謝は深く、青年は強い志の元、猛勉強に励み医学部に合格する……。

 彼にとっては、過去の病気は「貴重で大切な体験」でした。

 どうでしょう? 同じ「病気」という過去が、ある場合には「辛い最悪の体験」であり、ある場合には「貴重で大切なの体験」になったのです。
 そうなんです。病気をしている時点ではわからなかったのですが、その未来がどうなるかによって、この病気の意味が変わってしまうのです。なにか、不思議ですよね。

 だから、人生の意味なんていくらでも変えることが出来るのです。

 現在のあなたが、苦しみや悲しみにとらわれていても大丈夫です。人生を少し俯瞰して見て、「まあ、こんな時もあるさ」とちょっと楽観視してしまいましょう。だって、いまのあなたの価値を決めるのは、未来のあなたなんですから。
 でも、ひとつだけ忘れないでくださいね。未来のあなたを作るのは、あなた自身です。「あんな時代があったから、いまがある」と笑って話せるようになるために、明日から前向きに努力していきましょう!
 明るい未来を掴むために。

…………たまには、こんな事も書いてみした。

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